光触媒の原理を簡単に見てみよう

紫外線を当てる
光触媒(二酸化チタン)に 光(紫外線) が当たると、その表面から電子が飛び出します。このとき、電子が抜け出た穴は正孔(ホール)と呼ばれており、プラスの電荷を帯びています。

OHラジカル(活性酸素
正孔は強い酸化力をもち、空気中の水分にあるOH-(水酸化物イオン)などから電子を奪います。このとき、電子を奪われたOH−は非常に不安定な状態のOHラジカル(活性酸素)になります。

有害物質をバラバラに
OHラジカルは強力な酸化力を持つために近くの有害物質から電子を奪い、自分自身が安定になろうとします。この様にして電子を奪われた有害物質は結合を分され、最終的には二酸化炭素や水なり大気中に発散していきます。

光触媒塗料は自宅の窓ガラスなどに吹き付けることで、花粉症や、シックハウス症候群などの予防に役立ちます。